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第05話 ● カードの組み合わせで戦おう
マンガ:リヨ

第05話

Quick、Arts、Busterの3枚のカードはサーヴァントごとに独自の組み合わせで5枚設定されているの。たとえばキリエライトはQuick1枚に、ArtsとBusterが2枚ずつ。良く言えばバランスがいいけど、無個性よね、あなた

オルガマリー

申し訳ありません所長…。私のカードはあまりばらつきがありませんが、一種類のカードを3枚持っているサーヴァントもいるそうです。クセは強いですが、その偏りを利用して戦術に幅が持たせられそうですね

マシュ

私はやっぱり攻撃力特化がいいからBuster多めのパーティかしら…ってバーサーカーばっかりになっちゃったじゃない……!

オルガマリー

『マフィア梶田の“バーサーカーでも分かる!”FGO講座』第5回

ポチポチするだけじゃないコマンドオーダーバトル

ゲームのちょっと複雑な部分をなんとなくフォローしていくマフィア梶田のバカ分かりFGO講座。第5回では、ごちゃごちゃややこしいコマンドオーダーバトルについて解説していこう。

『FGO』ではサーヴァントへの指示をカードで表現した、ターン制のコマンドバトルが展開される。コマンドカードは緑色の「Quick」、青色の「Arts」、赤色の「Buster」の3種類で構成されており、ターンごとにランダムでドローされる5枚のカードから攻撃に使用する3枚を選択することでバトルが進行していく。カードの絵柄や色を揃えることで様々なボーナスが発生することを利用し、戦略を組み立てていくのがコマンドオーダーバトルの重要なポイントだ。


▲選んだカードが3枚とも同一サーヴァントによる攻撃であれば、「ブレイブチェイン」が発動。「エクストラアタック」という追加攻撃を加えることができる


▲Quickを3枚揃えた場合は「クイックチェイン」が発生。次のターンで攻撃のクリティカル率がアップする「クリティカルスター」を入手できる


▲Artsを3枚揃えた場合は「アーツチェイン」が発生。攻撃に参加したサーヴァント全員のNPが一気に上昇する


▲Busterを3枚揃えた場合は「バスターチェイン」が発生。攻撃に参加したサーヴァント全員の攻撃力が大幅にアップして敵に大ダメージを与えることができる

また、コマンドカードは出す順番にも注意すべし。選択したカードの下に表示されている“+”マークを見ても分かるように、2枚目、3枚目と後半に出したカードほどボーナス効果は大きくなっていくのだ。つまり、3回目の攻撃で火力を出したいのであればBuster、NPを多く獲得したいのであればArts、クリティカルスターが欲しいのならQuickといった風に順番を工夫することで戦況をより上手くコントロールすることができるだろう。


▲サーヴァントごとに3種類は必ず割り当てられているコマンドカードだが、各カードの枚数には微妙な違いがある。例外もあるがクラス毎の傾向としてアサシンはQuickが3枚、キャスターはArtsが3枚、バーサーカーはBusterが3枚である場合がほとんどだ。これらを意識してパーティを組むことで、手札をある程度コントロールできるぞ

その一方で、1枚目に出したカードにも「ファーストアタック」というボーナス効果が付与される。これは1枚目に出したカードの効果が2枚目、3枚目にも少しだけ適用されるというもので、中でもArtsの効果が目に見えて分かりやすいはず。簡単に言えば、1枚目にArtsカードを出せば、2枚目、3枚目のカードがBusterだろうとQuickだろうと、NP上昇効果が引き続き付与されるというわけだ。ファーストアタックについては画面上に表示などが一切出ないので、効果に気が付かないままゲームを進めているマスターも多いと思われる。

ここでひとつ、勘の良いマスターなら疑問を抱かずにはいられないと思うので補足説明を。例えば、ファーストアタックにArtsカードを持ってくるのと、最後にArtsカードを持ってくるのとではどちらのNP上昇率が優れているのか? この場合、総獲得量は前者、単体獲得量ならば後者が勝る計算になる。少しずつでも全体に満遍なく行き渡らせたいのであればファーストアタック、特定のサーヴァントだけ一気に増やしたいなら最後に持ってくるという認識で問題ない。

まぁ……このあたりが本作の戦闘システムをややこしくしている要因でもあるのだが、意識して使いこなせるようになればマスターとしてひとつ成長できるだろう。


▲手札は毎ターンランダムに配られるので、稀にこういったことも起こりえる。同一サーヴァントのみで攻撃を組み立てる場合も、基本的にはファーストアタックより最後に持ってきたカードの方がボーナスの単体獲得量は勝ると考えて良い

そして最後に、ゲームに慣れてくると気になるのが、すでにHPが尽きている敵に対するオーバーキル……いわゆる「死体蹴り」だ。実はオーバーキルにもNPとクリティカルスターの獲得率が上がるというメリットがあるので完全に無駄というわけではないだが、曜日クエストの周回など殲滅スピードを上げたい時にはなるべく避けたい現象である。

そんな時は、同じ絵柄のカードばかり並べず敵を倒し切れるであろうタイミングを予想して別のカードを挟もう。慣れれば面白いように雑魚を1ターンキルできるようになるはずだ。


▲例えばこのパターン。ランスロットを2枚続けて出すと明らかにオーバーキルとなってウェアウルフが1体残ってしまうが、間にギルガメッシュを挟めば連続攻撃にならないので1体につき1撃を叩き込める。HPの低い雑魚が相手であれば、この方法で1ターンキルが可能だ

以上、今回は戦闘システムの解説ということで少々長くなってしまった。最後まで読んでくれた賢い君、魔術師の素質があるぞ。読み飛ばしちゃったやつ、お前バーサーカーな!

次回、『第06話 助けて! サポートキャラ!』ではサポートキャラについて詳しく解説していこう。実はゲームの難易度を左右するほど大事な要素なので、お見逃しなく。

マフィアのつぶやき

ぐだ子のコマンドカードは
血のように赤い……

マフィア梶田

サーヴァントの個性に合わせて概念礼装の組み合わせを考えるのも楽しいよ!
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